雨降って地固まるとは、良く出来た言葉だ。
破局寸前だった僕と彼女は、以前よりも仲良くなった。
親友と関係を持ったことを知ったあの日、僕は彼女を許せなかった。
その腹いせに、嫌がる彼女に生中出ししたり、その時の性行為を撮影してネットに晒したりした。
今思うと、僕はとても卑怯な男だ。
あの日知った事をネタに、僕の性欲の捌け口として使ってしまった。
でも、結果それが良かったのだと思う。
生での中出しや、口の中に精子を出されると興奮する性癖の女だった事。
痴態を撮影されると、恥ずかしがりながら喜ぶ女だった事。
きっと彼女は、Mなのだろう。
初撮影!!リベ◯ル強制顔出し!!僕を裏切った罰は重い・・・禊としてこの女の体内に強制中出し&口内射精!!陵辱感がたまらなく興奮した・・・
あの日の別れ際、僕だけを見続けると何度も泣いて謝っていた彼女。
親友だったあの男とは、一切連絡を取らないと約束してくれた。
あの日以来、彼女と僕は何度も逢瀬を重ねた。
会うたびに、どんどん自分の性欲に正直になる彼女。
あの日の出来事を笑って許せるようになるまで、時間はかからなかった。
気づいたら、僕は彼女の「性なる魅力」の虜になっていた。
この日は、彼女からのお誘い。
会うのは半月ぶりだ。
待ち合わせ場所に現れた彼女は、清楚なワンピースがよく似合っていた。
清潔感があって清楚で美人な彼女が、僕の目を見て微笑んでくれた。
卑猥とは程遠く、とても透き通っていた。
それなのに僕の脳内は、卑猥なキーワードでいっぱいになっていた。
でも、きっと彼女もそうに違いない。
平静を装い普通にデートを楽しもうと思ったが、どうしても卑猥なキーワードを口にしてしまう。
そのたびに困ったような表情で、笑ってくれる彼女。
デートもそこそこに、撮影用カメラを手に取って彼女をホテルに誘う。
彼女も心待ちにしていたのだろう。
半月分、溜めに溜めた溢れんばかりの欲望。
今日は、僕の全てを彼女の中に出し尽くす。
僕の心を知ってか知らずか、微笑む彼女。
そんな彼女の手を引いて、僕はホテルへ向かった。
52分49秒
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