僕は最低な大人だ。
気になった女性がいたら、皆はどうするだろう?
僕の場合は、その全てを知りたい衝動が抑えられなくなる。
その女性の生活の全てを映像や画像に収めたい。
そもそも僕は、1対1で女性を前にすると口下手になってしまう。
いや…自分でも何を話しているのか、わからなくなる事がある。
僕は「**」女性が好きだ。
でも、それは自分に対する言い訳だとわかっている。
何故なら、大人の女性に相手にされないのはわかっているから。
だから、まだ社会に未熟な教えごに目が行ってしまう。
職業上、僕は教えごたちのプライベートな環境やそのこの性格などを把握している。
現在気になっているこは、数か月前にりょうしんが離婚してははと暮らしているこだ。
以前は、明るくてよく笑う透明感を持ったこだった。
しかしりょうしんの離婚をきっかけに、大きく変わってしまった。
世の中の全てに対して、投げやりになってしまった。
あんなに美しかった黒髪も、染めてしまった。
それでも、ははに心配だけはかけたくない。
そんな優しさだけは残っているのが、余計に健気に見える。
どこか悲し気な作り笑い。
自分の置かれた環境に対する諦めや、大人を見下すような心情が手に取るようにわかる。
そんな彼女の状況を知っていても、彼女は僕の性欲のはけ口に最適だと考えてしまう。
考えるだけで僕の肉棒は、はち切れそうになる。
本当に、僕は最低な大人だ。
彼女が塾をサボるようになってから、空いている時間で彼女の生活を監視し始めた。
自宅マンションを出てから、塾が終わる時間まで公園で時間潰し。
それが彼女の毎日のルーティーンだ。
そんな彼女を余す所無く、ファインダーから覗き込む。
それが僕の毎日のルーティーンだ。
しかしその日の僕は、いつもとは違っていた。
付け回して撮影するだけじゃなく、彼女に声をかけてしまった。
全くどうかしていた…そうとしか思えない。
悲鳴を上げて、逃げられやしないだろうか?
声をかけてから、とても後悔した。
そんな僕の予想を裏切り、彼女は僕を見ると微笑みかけてくれた。
でもその笑みは、きっと僕への嘲笑だろう。
せっかく彼女と二人きりなのに、気が利いた事を話せない。
全く、僕は何を言っているんだろう。
それでも、思い切ってお茶に誘ってみた。
彼女は、無邪気に喜んでいるように見えた。
行ったお店は、少しお洒落なオープンテラスがあるカフェ。
「先生ってオシャレですね」
とてもドキドキした。
当たり障りのない会話をしていたけど、僕の頭の中は全然違うことを考えていた。
目の前に現実の彼女がいるのに、僕の想像の中では現在進行形で口に出せないほど酷い事をされている。
彼女が想像も出来ないほど、僕に汚されてしまっている。
やがて、僕は現実と想像の区別がつかなくなってしまった。
気づいた時には、、彼女のスカートを捲っていた。
耳に届くのは、活気ある人々の話し声や騒がしい車の音。
妄想から現実に戻った時には、彼女の下着の中に手を入れてしまっていた。
周囲には人がいるのに。
意外なことに、彼女は拒否せず受け入れてくれた。
僕の欲求は、どんどんエスカレートした。
ハハに心配をかけたくない…
そんな彼女の優しさに付け込んだ僕は、塾が終わる時間まで彼女を独り占めする事にした。
彼女は、喜んで誘いに乗っているのではない。
そんな事は百も承知。
むしろ、僕のような大人の男を見下しているのだろう。
それでも構わない。
彼女をめちゃくちゃに出来るなら。
81分09秒
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